甲状腺機能低下・亢進症

甲状腺機能低下・亢進について

北海道では甲状腺機能の疾患に罹患されている方やその予備軍の方が多いといわれております。

これは元々甲状腺の機能が弱い方や不調のある方が、新鮮な魚介類や海藻類が豊富に存在するため知らないうちにヨードの含まれる魚介類や海藻類を多く摂取しているからかもしれません。

甲状腺機能に注意することは、日常生活においてご自身の症状の悪化を未然に防ぐ「未病」の意識が最も大切な疾患であるといえます。

四診に加えお客様の体質・状態を鍼灸・中医学的考察を基にした独特の方法にてパソコンで分析し、プリントアウトしたデータから食養生・漢方薬ご服用についてお客様にご説明いたしましてお渡しいたしております。

ご興味のあるお客様はぜひご連絡・メールなどお問い合わせいただければと思います。

当店でも最近ご相談の多い甲状腺機能低下・亢進症について記述いたしました。

西洋医学的な分類と中医学的な分類について記述いたしました。

まず甲状腺機能低下症です。

甲状腺機能低下の素因をもたれる方は以外に多いです。

橋本病などは女性の10~20人・男性では40~50人に一人が要素があると言われております。

甲状腺機能低下症では初期症状では目立った症状がございません。

そのまま発見されず、症状が悪化していくことも少なくありません。

病院でも軽度であれば経過観察となります。

以下に甲状腺機能低下症の大まかな分類について記述いたします。

実際発見されないで日常を過ごされる方が多いです。

甲状腺機能低下症・原発性甲状腺機能低下症

甲状腺に原因があるものを原発性甲状腺機能低下症といいます。

橋本病・慢性甲状腺炎:甲状腺の腫れが出やすいため比較的発見されやすい。
ヨード過剰による甲状腺機能低下症
中枢性甲状腺機能低下症・下垂体機能低下症・TSH単独欠損症
先天性甲状腺機能低下症・クレチン病

初期には全く症状がございません。

これがこの甲状腺機能低下症の厄介なところです。

顔や手のむくみ・食べないのに太りやすい・便秘・毛髪が抜ける・物忘れがひどい・寒がる・月経血量が多い・疲れて動きたくない。朝が起床できないなどの症状が出やすくなります。

日常から漢方薬などをご服用されることにより体質を変えていき、甲状腺機能を良くしていきませんか?

中医学的な部分も含めてよい体質改善方法ございます。

甲状腺機能低下でお悩みの方ぜひご相談いただければと思います。

甲状腺機能低下症の中医学的分類

初期には声がしわがれ、アドレナリン刺激低下による眼瞼下垂・脱毛・皮膚の乾燥うろこ状・体重増加・代謝減少・物忘れ・知能障害・冷えなどの症状が生じやすいです。

以下に中医学的分類記述いたします。ご参考下さい。

1.脾虚水滞の甲状腺機能低下症状
食欲不振・便秘・顔色が悪い・疲れる・浮腫み・身体が重だるい・口唇が淡白・手足が冷たい・あくびやため息が多い・汗出ない・物忘れ・舌質が淡。

2.痰濁内阻の甲状腺機能低下症状
めまい・浮腫み・痰が絡む・疲れやすい・いびき・胸が痞えて苦しい・不眠・寒がる・温暖を好む・四肢の冷え・尿少ない・汗でない・舌質が淡紅・舌苔が白。

3.腎陽虚の甲状腺機能低下症状
腰痛・顔色につやがない・浮腫み・下半身を中心とした冷え・不眠・めまい・四肢の無力感・元気がない・小水出にくい・舌質が淡紅・舌苔白。

4.気滞血オの甲状腺機能低下症状
喉の異物感・声枯れ・欝症状・不安感・冷える・月経前症候群・浮腫み・胸脇腹部の張り・頭痛・すぐに目が覚める・舌質が淡紅・舌苔が薄白。

中医学の分類一部記述いたしました。これらに当てはまらない方もいると思われます。

ご自分がどのような体質なのか?などご興味のある方はぜひメール・お電話・ご来店などご相談いただければと思います。

特に甲状腺機能低下症は初期には治療方法がない病気でお悩みの方が多いと思われます。

病院治療と併用されたりも可能です。

甲状腺機能亢進症

まず西洋医学的分類記述いたします。

甲状腺機能亢進症とは甲状腺ホルモンが高くなる病気をさします。甲状腺機能亢進症とは甲状腺ホルモンの合成分泌が過剰なものをいい、甲状腺ホルモンが高い状態を甲状腺中毒症といいます。

1:甲状腺機能亢進症、甲状腺機能中毒症
2:バゼドー氏病
3:無痛性甲状腺炎
4:亜急性甲状腺炎
5:妊娠期一過性甲状腺機能亢進症、妊娠甲状腺中毒
6:中毒性結節性甲状腺腫、機能性結節性甲状腺腫、プランマー病
7:TSH産生甲状腺腫など
8:甲状腺ホルモン不応症
9:薬剤・医原性甲状腺中毒症

などに分類されます。いずれも主な症状として多汗・疲れる・痩せる・食欲過剰・火照り・動悸・過剰代謝・暑さ過敏・頻繁な便通などがございます。

中医学では病名ではなく症状・体質にて状態を考慮してまいります。

これらの症状を中医学的におおまかにまとめましたので下記いたします。

甲状腺機能亢進症(バゼドー氏病)の中医学的分類

甲状腺機能が亢進した状態をさします。

代謝が著しく亢進することにより、甲状腺腫・頻脈・脈圧の拡大・体重減少・食欲増進・不眠・多汗・疲労・過剰な便通・眼球突出・などアドレナリン過剰刺激による症状が多いです。

以下に中医学的分類を記述いたします。ご検分ください。

1.心気陰両虚の甲状腺機能亢進
動悸・不安感・不眠・顔色が悪い・胸苦しい・疲労・息切れ・口唇が紅い・手足がほてる・汗多い・落ちつかない・舌質が紅。

2.腎虚の甲状腺機能亢進
動悸・息切れ・腰痛・疲れやすい・糖尿病のように小水が多い・胸苦しい・夜間に症状が悪化・・四肢の火照り・軟便・舌質が淡紅・舌苔がない。

3.心腎陰虚の甲状腺機能亢進
動悸・顔色につやがない・胸が熱い・不眠・多夢・微熱・めまい・四肢の火照り・熱がる・寝汗・元気がない・口唇肌カサカサ・舌質が紅・舌苔が薄い。

4.肝腎陰虚の甲状腺機能亢進
身体がだるい・四肢身体がほてる・耳鳴り・腰痛・寝汗・イライラしやすい・外出がおっくう・不眠・血圧が高い・舌紅・苔なし

6.オ血内阻の甲状腺機能亢進
動悸・息切れ・胸苦しい・胸痛・顔や口唇が紫暗色・・口乾・咽の乾燥感・舌質が青紫あるいはオ点がある・舌苔は白あるいは黄。

7.痰火の甲状腺機能亢進(長期化した場合)
動悸・煩躁・口内の舌のびらんと疼痛・口苦・咽の乾き・めまい・不眠・ときに吐血や鼻出血・舌質は尖紅・舌苔が黄あるいは黄ジ。

甲状腺機能亢進症は多彩な症状がございます。上記の分類にあてはまらないこともございます。

漢方薬や経穴、日常生活での注意事項など自然療法に興味がある方、病院治療に併用し、漢方薬・自然療法を試みてみたい方など、当店にてメール・お電話・ご来店いただきご相談いただければと思います。