循環器の症状

以下に循環器の症状の中医学的考察について記述いたしました。ご参考下さい。

以下に症状の当てはまらない方もご相談下さい。

四診に加えお客様の体質・状態を鍼灸・中医学的考察を基にした独特の方法にてパソコンで分析し、プリントアウトしたデータから食養生・漢方薬ご服用についてお客様にご説明いたしましてお渡しいたしております。

ご興味のあるお客様はぜひご連絡・メールなどお問い合わせいただければと思います。

心悸

中医学的に不整脈は心悸といいます。
心臓拍動が自覚して不整であることです。
以下に中医学的症状分類について記述します。ご参考ください。

1.心気虚の不整脈
動悸・不安感・顔色が悪い・胸苦しい・息切れ・口唇が淡白・手足が冷たい・あくびやため息が多い・汗多い・物を言うのがおっくう・舌質が淡。

2.心陽虚の不整脈
動悸・息切れ・呼吸が浅い・疲れやすい・声に力がない・胸が痞えて苦しい・夜間に症状が悪化・寒がる・温暖を好む・四肢の冷え・尿がうすく多い・軟便・舌質が淡・舌苔が白。

3.心血虚の不整脈
動悸・顔色につやがない・不眠・めまい・四肢の無力感・元気がない・口唇や爪が淡白・舌質が淡・舌苔が薄い。

4.心陰虚の不整脈
動悸・煩躁・頭のふらつき・目まい感・両頬の紅潮・耳鳴・口渇・咽の乾燥感・不眠・多夢・微熱・寝汗・舌質が紅。

5.鷲恐ジョウ心の不整脈
動悸・驚きやすい・不安感・多夢・すぐに目が覚める・舌質が淡紅・舌苔が薄白。

6.心血オ阻の不整脈
動悸・息切れ・胸苦しい・胸痛があり肩から上肢に放散する・顔や口唇が紫暗色・四肢の冷え・口乾・咽の乾燥感・舌質が青紫あるいはオ点がある・舌苔は白あるいは黄。

7.痰火の不整脈
動悸・煩躁・口内の舌のびらんと疼痛・口苦・咽の乾き・めまい・不眠・ときに吐血や鼻出血・舌質は尖紅・舌苔が黄あるいは黄ジ。

8.水気の不整脈
動悸・胸が脹って苦しい・頭のふらつき・目まい・尿量が少なくスムーズに出ない・舌質が淡。

胸痛

胸痛は胸部の痛みをさします。狭心症もこれに含まれます。
以下に中医学的症状分類について記述します。ご参考ください。

1.心気虚の狭心症
発作性に反復する胸部の鈍痛、痛みが変化する、胸苦しい・動悸・息切れ・汗出やすい・疲れやすい・動作により症状が増強する・顔色が白い・舌質が淡。

2.寒凝気滞(心陽虚)の狭心症
脹ったような胸痛が増減して胸苦しい、甚しければ激痛が背部・左肩・臀部にまで放散し、重症では顔色が蒼白・汗が出る・寒がる・四肢の冷えなどを呈し、舌質は淡で湿潤。

3.心血オ阻の狭心症
激烈な固定性の胸痛で刺すような痛みが多い、激痛発作・冷や汗・激しい動悸をともなう。緩解したのちは、疲れやすい・元気がないなどを呈する。舌質は青紫で暗色あるいはオ斑がみられる。

4.心気陰両虚の狭心症
持続性で増減する胸部の鈍痛・動悸・多夢・不眠・汗が出やすい・息切れあるいは呼吸促迫・動作により症状が増強する・体の熱感・尿濃・口乾・舌質が紅で乾燥・舌苔が少ない。

5.痰濁の狭心症
胸痛・咳・多痰あるいはうすい痰・息切れあるいは呼吸促迫・甚しければ疼痛が背部に放散して起坐呼吸する・舌苔は白潤。

6.肺ヨウの狭心症
胸部の鈍痛・咳・悪臭のある黄痰あるいは膿血性の痰・口渇するが水分を欲しない・胸苦しい・発汗・寒けや熱感あるいは発熱・舌質が紅。

半身不遂

脳梗塞・脳出血の後遺症について以下に中医学的症状分類致します。
ご参考下さい。

1.風痰上絡の脳梗塞・脳出血
突然に意識障害と半身不随・知覚まひを生じ、顔面神経まひ・発語障害をともなう。発熱・悪寒・頭痛・関節痛・関節の拘縮などを呈することもある。

2.肝陽化風の脳梗塞・脳出血
頭痛・めまい・耳鳴。目がかすむ・イライラ・怒りっぽい・ほてり・顔面紅潮・目の充血などを呈し、激しい怒りなどによって半身不随・発語障害・顔面神経麻痺・甚しければ嘔吐・意識障害などが発生する。舌質は紅。

3.痰火阻絡の脳梗塞・脳出血
突然に意識障害と半身不随・顔面神経まひが生じ、手を握りしめる・牙関緊急・顔面紅潮・目の充血・喘鳴・呼吸促迫・手足を動かすなどの症候をともなう。舌質は紅・舌苔は黄。

4.湿痰内濁の脳梗塞・脳出血
突然に意識障害と半身不随が生じ、いつも眠い・手を握りしめる・痰やよだれが多い・顔面のむくみ・牙関緊急・体動がない・顔色が白い・口唇のチアノーゼ・四肢が冷たい・舌苔が白。

5.陽気虚脱の脳梗塞・脳出血
突然に意識障害と半身不随が生じ、目を閉じ口が開く・手をだらんと拡げる・遺尿・いびき・呼吸微弱・手足が冷たい・顔色が蒼白・額に冷汗が出る・舌が淡白・覚醒したのちにはじめて半身不随が明らかになることもある。

6.陰脱の脳梗塞の脳出血
突然に意識障害と半身不遂・顔面神経麻痺が生じ、目を閉じ口が開く・手をだらんと拡げる・遺尿・いびき・呼吸微弱・手足が冷たい・両頬部の紅潮・舌は紅、覚醒したのちにはじめて半身不随が明らかになることもある。

7.気虚血オの脳梗塞・脳出血
半身不随で筋肉がやせる・知覚まひ・浮腫などをともない、上肢の屈曲・下肢の伸展という筋拘縮があり、強制的に屈伸すると疼痛が生じ、あるいは半身の刺痛をともなう。顔面蒼白・やせる・汗出やすい・肌膚甲錯・舌質が淡白あるいは暗色でオ点がある。

8.肝腎両虚の脳梗塞・脳出血
高齢者に多く、顔色が蒼白・腰膝がだるく無力・歯の動揺脱落・耳鳴・健忘・めまい・目がかすむ。発語障害・ぼけ・知能低下などとともに、半身不随が次第に生じる。舌質は淡白。

下肢青筋突起

中医学的に下肢静脈瘤は下肢青筋突起といいます。
以下に中医学的症状分類について記述します。ご参考ください。

1.湿熱阻滞の下肢静脈瘤
下肢の発赤・腫脹・灼熱感・疼痛と静脈瘤がみられ、湿疹・潰瘍などをともなうことがあり、発熱・口苦・肢体がだるい・尿濃少量・便が硬軟ととのわない・舌苔は黄。

2.寒湿阻滞の下肢静脈瘤
下肢が腫脹して重い・静脈瘤・しびれ・冷痛・歩行困難・曇天や雨天あるいは寒冷で悪化・尿がうすい・泥状便・舌苔は白。

3.気虚血オの下肢静脈瘤
下肢が腫脹して重い・静脈瘤・疲れやすい・汗出やすい・息切れ・物を言うのがおっくう・顔色が白くつやがない・口唇や舌の色が淡い・舌苔は薄白。