糖尿病による眼底出血や黄斑変性症などでお悩みの方に

今日は最近ご相談の多い糖尿病からくる眼底出血について記述いたします。

目の血管は大変細く糖尿が進むと血管硬化などにより破れ出血しやすくなります。

 

1番必要であることは予防です。ヘモグロビンa1cが上昇し始めたときに対応するとほぼ大丈夫であることが多いです。

 

食事制限・運動療法・東洋医学的療法の3つを主体に血糖とヘモグロビンa1cの調節を行い、ヘモグロビンa1cが5.2~5.5くらいになるように調整いたします。

 

この段階では初期であるために体調管理をしていればほぼ問題なく改善できます。東洋医学では「上焦の消渇状態」として捉えます。消渇とは東洋医学的に糖尿病を指します。

 

つぎの段階では血糖が130~150前後でヘモグロビンa1cが6.0~6.5くらい程度の期間がある程度経過し体質がその状態に固定されてしまったもの

東洋医学では「中焦の消渇状態」となります。

 

この段階までは努力いただくと何とか元の健康状態に戻ることが多いです。

この状態くらいから眼底出血が発生する方が出てまいります。

眼底出血があっても適切な東洋医学的処置や西洋医学的処置にてすぐに出血も止まります。

ここまでくると日常の注意のみではなく漢方薬などの内服と鍼灸療法による外方が必要となります。

 

最後が「下焦の消渇状態」です。ここまでくると注射によるインスリン管理や透析・場合によっては入院が必要となります。(上焦・中焦・下焦の順で重症度が増します)

当店でのご相談でも眼底出血のご相談が多いのはこの段階の方です。

西洋医学的に「眼血管を焼く」ことにより出血を止める方法を受けられる方が多いです。実際は一度止まっても再発される方が多くお悩みの方が増えております。

出血を止める→体質を変えることにより出血の再発を食い止める  ことが理想的です。

出血を止める方法は個人の体質により異なります。その後の体質を変えるための方法も個人の体質により異なります

当店では東洋医学・中医学的方法により成果を出しております。漢方薬や東洋医学療法、食生活のアドバイスなどご相談の上ご指導いたしております。

個人により体質が異なるためにご相談は必須です。四診を用いた東洋医学的なカウンセリングとパソコンから東洋医学的体質を分類しお客様に最も適したアドバイスなどをご提案いたします。東洋医学的体質分類はお客様にデータもお渡しいたします。

眼底出血の東洋医学的対応にご興味のございます方はぜひ一吉漢方薬局にメールお電話ご連絡いただければと思います。

(ホームページ内にメールご質問コーナーございます。ぜひそちらをご利用いただきメールご質問ください。)

よろしくお願いいたします。

加齢黄斑変性症は血管新生の抑制が重要です。糖尿病眼底出血にも大きく関与いたします。

まず進行を止めることが重要です。

ご心配ご質問のございます方はお電話メールにてご相談いただければと思います。

ご連絡ご相談お待ちいたしております。